2020 2月16日 0時42分
翼が1頭の男の子を出産しました。
殆どの妊娠犬は出産が近づくと体温が下がり出産当日はご飯も食べなくなり、穴掘り行動を頻繁に行うようになります。
しかし翼は違った!
体温は予定日の一週間前から一日3回計っていましたが、下がり始めたかな?って思った体温は37.9℃。
出産当日の夜も180gのふやかしたフードをペロリと完食。
「まだまだ生まれないんだ~!」
そう思っていたら、やけにトイレの回数が多くなり、そうこうしているうちに穴掘り行動を始めたので、
これは・・・と思い、ほかの子をハウスさせ、サークルにタオルを敷き出産の用意をしていると座布団の上で息み始めたので
「翼!こっち、こっち!ここに入って!」と呼びサークルに入れ何回か息むと15日の23時40分に破水しました、その後何回も息んでいたけど中々生まれる様子もなく、翼の目は真っ赤に充血してきました。
「しんどいね!でも赤ちゃんも苦しいから翼がんばれ!がんばれ!」と声をかけるしかできなかった。
そうして何回か息んだ時に赤ちゃんの鼻先が見えてきました。
「逆子じゃなかった~!」っと安心したけどよく見たら、え~・・・・口から舌がでてる~!
羊膜も破れていたから赤ちゃんは苦しかっただろうね。
翼の息みに合わせて赤ちゃんをそっと引っ張り出したけど鳴かない。
マッサージしたり鼻をすすったりとできる限りの手立てをしていたら、もごもご動き始めてくれました。
あ~「よかった~!これで大丈夫だ!」
と一息つくと同時に、よく見たらハデハデなブレーズとフルカラーの男の子、うれしい~
体重を計ったら320g
初産の翼にはしんどかったけど、本当によくがんばったね!!
もう何回出産に立ち会っただろう、誕生はいつも私に幸せを感じさせてくれる最高の瞬間。
翼!偉かったよ!!
さあ、次は子育てだよ!
初めての子育ても頑張ろうね!